保険加入義務(付保義務)とは、1,000万円を超える事業再構築補助金の補助対象経費で建物等の施設・設備等を取得した中小企業者等(小規模企業者を除く)・中堅企業等に課される、保険・共済への加入義務のことです。
保険加入義務(付保義務)とは
事業再構築補助金では、1,000万円を超える建物等の施設や設備等を取得した場合、中小企業者等・中堅企業等は、その施設・設備等を対象とした保険または共済(これらの施設・設備等を対象として、自然災害(風水害を含む。)による損害を補償するもの)に加入しなければなりません。
ただし、小規模事業者にあっては、加入義務はなく、加入推奨(保険または共済加入に代わる取組を実施すること)にとどまります。
保険・共済の付保割合は事業規模に応じて30%・40%
保険・共済の付保割合は、以下の表の事業規模に応じて、それぞれ該当する割合となります。
保険・共済の付保割合 | |
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小規模企業者 | 加入推奨(推奨付保割合30%以上) |
中小企業等 | 30%以上 |
中堅企業等 | 40%以上 |
参照:事業再構築補助金公募要領
なお、公募要領では、特に保険期間等は指定されていません。このため、施設・設備により、保険期間等が異なる可能性もあります。
また、補助事業実施期間終了後の補助事業実績報告書の提出時に、保険・共済への加入を示す書類を提出しなければなりません。